ABOUT ATELIER AR

WHY A PHYSICAL PLACE
なぜ、いま「場所」をつくるのか。
画像も、映像も、言葉も、画面の中でどこへでも届けられる時代になりました。 それでも、作品と同じ空間に立ったときにしか感じられないものがあります。 大きさ。質感。距離。光。匂い。その場にいる人の気配。 作品が物質としてそこにあり、鑑賞する人の身体と同じ場所に存在することで、初めて生まれる感覚があります。 アトリエアールが残したいのは、そのための小さな「場所」です。 オンラインの便利さと競争するのではなく、リアルだからできることを、ゆっくり増やしていきたいと考えています。
NOT ONLY FOR FINISHED WORK
「もっと上手くなってから」「作品が揃ってから」「ちゃんと作家になってから」。そう考えていると、最初の展示はいつまでも遠いままです。 アトリエアールでは、展示そのものも制作の一部だと考えています。 壁に作品を置いてみる。人に見てもらう。自分で説明してみる。思っていたものと違うことに気づく。0回を1回にすることでしか、見えないものがあります。 未完成でもいい。荒削りでもいい。今の自分の作品と、一度ちゃんと向き合ってみる。そのために使える場所でありたいと思っています。
LOWER THE COST OF TRYING
挑戦するためのコストを、小さくする。
展示には、お金がかかります。場所を借りる。作品をつくる。額装する。運ぶ。告知する。初めて挑戦する人ほど、その負担は大きく感じます。 だからアトリエアールは、場所そのものの価格をできるだけ抑え、作品やグッズの販売手数料もいただいていません。 安さそのものが目的ではありません。失敗しても、もう一度やってみようと思えること。一度の展示で全部を賭けなくていいこと。挑戦を一回きりの大勝負にしないこと。それが、この料金を続けている理由です。
販売手数料 0%
HOW WE RUN THIS PLACE
場所を続けるために、大切にしていること。
01
PEOPLE FIRST
スタッフを大切にする。
アトリエの空気をつくるのは、ここで働いている人たちです。作家のためなら、スタッフが無理をしてもいいとは考えていません。ここで働く人が安心していられること。自分の生活や制作を持ったまま関われること。それも、良い場所をつくるための大切な条件だと考えています。
02
LEAVE SOME SPACE
余白を残す。
効率よく予定を埋めることだけを、成功にはしたくありません。人と話す時間。何も起こらない時間。新しいことを考える時間。数字には見えにくいものも含めて、場所の価値だと考えています。
03
DON’T USE PEOPLE
人を利用しない。
作家も、スタッフも、応援してくれる人も、アトリエのための「資源」ではありません。それぞれが自分の人生を持ったまま、無理のない距離で関われること。一方だけが得をする関係ではなく、長く付き合える関係を少しずつ増やしていきたいと思っています。
SMALL / SLOW / LOCAL
大きなギャラリーになることを、最初から目標にはしていません。浅草橋のこの場所で、目の前の展示を一つずつつくる。近所の人や店とつながる。ここを使った作家が、また遊びに来る。誰かが別の誰かを連れてくる。急いで大きくするより、小さいままでも、関係が少しずつ積み重なっていく場所でありたい。アトリエアールは、そんな速度で育っていきます。

THE BUILDING
浅草橋の、小さな4階建て。
JR浅草橋駅西口から徒歩約1分。路地に入った先に、アトリエアールがあります。1F・2F・3Fは、それぞれ表情の違う展示スペース。4Fは、スタッフが仕事をしたり、少し休んだりするための場所です。一棟すべてを、展示だけで埋め尽くしてはいません。作品を見る人と、展示する人と、ここで働く人。それぞれがいられる場所として、この建物を使っています。

BEGINNING
この場所を始めた理由。
オーナーは、2007年から写真活動を続けています。自分自身が表現する側にいたからこそ、「もっと気軽に試せる場所があったらいいのに」という感覚がありました。完成した人だけが発表する場所ではなく、完成するために使える場所。上手くいくか分からなくても、一度やってみることができる場所。そんな場所を自分でつくってみようとしたことが、アトリエアールの始まりです。今も、完成形が分かっているわけではありません。ギャラリーそのものもまた、試しながら育てています。
この場所も、まだ完成していません。
料金のこと。展示の仕方。スタッフとの働き方。作家へのサポート。地域との関わり方。支援の仕組み。もっと良いやり方があれば、これからも変えていきます。アトリエアール自身も、ひとつの実験の途中です。完成していないからこそ、ここに関わる人と一緒に、少しずつ次の形をつくっていけると思っています。
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